somethingtoliveforのブログ

既婚子持ち正社員の女が日々のモヤモヤを吐き出して考えを整理するためのブログです。25歳の時自分がACだと気づいてから人生が変わりました。皆さんの心に安らぎを。

男の子VS女の子 赤ちゃんの希望の性別は??

自分の子どもについて、男の子か女の子かどっちが欲しいかという世間話はよくしますよね。私も妊娠中30回ぐらいは聞かれたような気がします。

 

私の希望は・・・・・・100%男児希望!!

でした。

結果息子が生まれたのでラッキーでした。(もちろんもし女の子とわかっても産むことに迷いは一切なかったと思いますが。)

一人目で男の子が欲しいというと結構珍しがられます。割と女の子が欲しい人が多いみたいです。

 

よく聞く男の子が欲しい理由

1 跡継ぎが欲しい

  昭和かよー。

2 女の子特有の陰湿でませたところが嫌(男の子は純粋でかわいい)

  へー。たしかに娘が女性的で嫌だという人は結構いるな。

  この件は別ページでまた考察したい。

3 将来3世代で孫と暮らしたい

  そううまくいくかしら。マスオさん方式でもいけるけどね。

4 恋人感覚でかわいい

  へー。いいね。

 そもそも欲しいってなんだ・・・?子どもは親の物じゃないから。

 

私の子が男の子が良かった理由

日本が男性優位の社会だから!!!

ほんとこれ、ほとんどこれしかない。最愛の子どもに自分と同じ苦労をしてほしくない。幸せになってほしいから。

 

1 職業選択面

職業の選択肢無限だよね。子供産んで辞めさせられることもないし。大学院までいっても何ら不利はない。顔で採用されたりもしない。

 

2 子どもを自分が産まなくていいから人生の選択肢がたくさん

幸せかどうかに子どもという存在はかなり大きい。それを自分で産まなくていい。なんなら育てなくてもいい。有利すぎる。

女性で結婚しない、子供いないでノーベル賞とったとして、女社長やってたとして、みんなにどう思われる?確かに成功してるけど・・・とか陰口たたかれるよね。仕事か家庭かを選ばないといけない。女性の幸せのモデルケースって種類がほどんどない。

男性なら海外を飛び回ろうが、一日20時間仕事や研究に費やそうが奥さんも子どもも手に入れられるよね。そこそこの仕事をして定時帰宅のマイホームパパになったっていいし、離婚したとしても、育てるのは大体母親だし。もちろんずーっと仕事一筋で、家庭をもたなくたってそんなにおかしい目で見られないし、お金があれば年をとっても恋人を手に入れられる。男性のほうが圧倒的に簡単にたくさんの幸せを手に入れられるし、いろいろな幸せを選択できるよね。

小野不由美さんの小説十二国記シリーズでは夫婦の子どもは果物のように木になるので男女平等という設定です。おもしろいですよね。

 

3 性暴力に遭い難い

男の子も変態おやじに狙われることもある。でも中学生ぐらいになれば体も大きくなるし、筋力もついて大丈夫だから。自分の身を守るという意味で、ぜひ身体的に強い子になってほしい。もし女の子だったら心配で心配で心配で・・・。女の子は大人になってもずーっと肉体的には弱い。哺乳類最強とか言われているレスリング選手だって、あくまでも女子競技というくくり、さらに階級内での最強なのであって、ルールなしの肉弾戦になったら一般の男性より強いかどうかはかなりあやしい。

 

4 なんでも主体的、自分が主役

プロポーズするのも男性、家庭の富裕度を左右するのも男性、セックスするのも男性・・・たとえ失敗しようが、安月給だろうが、それは自分の実力。自分で決めて、自分で責任をとる。それが一番の幸せ。一番納得できる自分の人生。

 

要は私は自分が女だったのが嫌だったんですよ。文句言っても仕方ないからそれなりにがんばって生きてるけどね。でもやっぱり、最初から男のほうが有利だから。生物学的側面3割、社会的側面7割ぐらいかな。

ちなみに私は生まれ変わったら男の子になって刑事になりたい。ムキムキに鍛えてガンガン推理して犯人を捕まえてかわいい奥さんと暮らしたい。そういう人生を選択したい。

 

話がずれましたが、私はもういろいろ折り合いをつけてそれなりに今幸せに生きているけれど、本当にとることができる選択肢がもともと少なくて、自分の主義に合うものなんてほとんどなくて、それでもなんとかダメージ最小限で食い止めた。そんな人生だった。私は幸せだと思う、ただし、女にしてはという条件付きで!!!!!幸せの上限は男のほうが絶対に高い。

自分の子どもにはもっともっと自由で幸せになってほしい。

韓国では財閥系企業がほとんどの利益を独占していて、そこに就職できるかどうかが人生を左右するそうです。子を持つ民衆は権益独占反対!のプラカードを持ってデモをしつつも、自分の子どもには大企業に就職してほしいと願うとか。矛盾しているようで、それが真実。すごく共感しました。

 

もしも今後、女の子を育てる機会があったら、そのときは本当の闘いが始まるときだと思う。意地でも理不尽な目にあわせないぞという強い意志でもって、社会への怒りを再び燃え上がらせねばならず、子どもを通して再び深く深く、傷つくんだと思う。そして私の最愛の娘も傷つくんだろう。

20数年後には日本社会も少しはまともになっていることを祈ります。

 

そして実はもう一つ理由がある。これはすごく良くない理由なんだけど、女の子だと自分の人生観を押し付けてしまいそうで怖い。母が私にそうしたように。