somethingtoliveforのブログ

社会人の女が日々のモヤモヤを吐き出して考えを整理するためのブログです。2年前自分がACだと気づいてから人生が変わりました。皆さんの心に安らぎを。

弱視について

 私は不同視弱視で左の目が悪く矯正できない。

人生で自分以外だと2人知っているので意外といるのかもしれない。

私の場合は遺伝的なものではなく、子供のころに何かテレビの位置が悪くてなんかいろいろあって片目だけ発達しなかったのが原因らしい。

6歳までに発見できると治療できるらしいが、私の場合それがちょっと遅れてもう手遅れだった。

そんなわけで、母はそのことにかなり負い目があるらしく、目が見えにくい、距離感がつかめないなどは母の前ではNGワードである。母は全く悪くないし、全然恨んでいないのだが、かわいそうになる程気にしているので、それがいたたまれなくて、なんだかなんでもないふりをしているのであった。お化け屋敷って自分より怖がっている人いたら、冷静になるよね。それと似ているような違うような。でもあれだって冷静なだけで本当は素直に怖がりたいのである。

だから本当は、目が疲れるし、バレーとか野球とか飛んでくる玉はよく見えないし、歩けばカーブで見えない側はよくぶつけるし結構困っている。大したことないけど、写真の時まっすぐにしているつもりでも左に首をかしげてしまうのでブリッコみたいになるっていうのもある。

そして、最近一番の困りごとは(目に関してね)、正常な方の目もだめになったらどうしようという恐怖である。右目はずっと裸眼で1.0以上あったのだがここ一年ですごく(体感で)悪くなった。PC作業がいっぱいの残業がいっぱいだったせいだと思う。1年間の残業代で60~70万稼いだけど、そのお金はいらないから目を元に戻してほしい。(いや、残業代未払いは違法だから、健康被害で損害賠償請求したい。というかそもそもお金で解決できない。とにかく目を返してほしい。)

 

わかるだろうか。もう右目しかないという恐怖。眼科ではラストアイというらしい。最後の一個なのである。私の正常な目玉は。この気持ちわかるまい。

少しでも見えにくくなったら、超不安、超ストレス、右目のモンペである。本日眼科に駆け込みただの近視だった。ほんとうによかった。

 

今年の会社の健康診断では右0.8、左0.8だった。

絶対ちがうよね。なんで左右同じなのさ。例のCのやつがどっちあいてるか見る検査だけじゃぜんぜんわからないよね。

今日眼科ではかって右0.7、左0.5。

うん。そうか。健康診断よりましか。

でも、右があと0.2下がったところで左目と同じような見え方になるとはとても思えない。

左は遠視なんだけど、遠くは見えるのかというとそうでもない。(近くはもちろん見えない。)これが弱視のなぞ、というかなんて説明すればいいのか長年わからないところだった。

 

会社で希望制でVDT検査っていうやつがあって、なんかパソコン使いずぎで健康を害していないか見る検査なんだけど、Cのやつ以外にもいろいろ検査できる。

それのピント調節ってやつができない。機械をのぞくと「あ」の文字があって、まず遠い距離で、一番よくピントがあうところでストップボタンを押す。そこからスタートして、どんどん文字が近づいてきて、またピントがあったらストップ。忘れたけどその距離が長いほどいいんだったかな?社会人になって初めてその検査したんだけど、かなり戸惑った。どこにもピントが合わないのでスタートできない。看護師さんイライラ、後ろに待ってる人ぞろぞろ。あわわわわ。

なんかどこにもピント合いませんって言ってもわかってもらえないので最近は適当にボタンを押しているんだが、検査の人はわかってくれよって思ってしまうね。

 

とにかく、こうして自分でもよくわからないままだった、自分の目の能力について、弱視の診断から20年を経てようやく理解したのであった。

 

ちなみに立体視の検査は満点が10のうち2しかない。

かなしい。

それから、検査での看護師さんの反応がおもしろかった。

初めて検査した時は自分が弱視だとあんまり認識してなかったのもあって何も言わず検査した。

レベル3あたりでもう見えませんって言ってるのにイラストを傾けたり遠くに離したりなんだりいろいろして頑張らされてレベル4までいった。もっと頑張らされたけど5は無理だったので結果は4になった。看護師さんは不服そうだった。

次の年は問診票に左は弱視って書いた。そしたら結果は2だった。しかも全然、頑張らされなかった。

なんだろう、見えないって言ってるのに頑張れ頑張れいわれたときは、イライラしたんだけど、できないでしょと初めから期待されないのもそれはそれでさみしかったのであった。

立体視の結果は便利で、2までしか見えないっていうと、この検査したことがある人には結構異常さが伝わる。

 

面倒だけど、自分のことを伝える、その努力が大事と自分に言い聞かせる。

 

そういう私も、両目が見える世界が分からない。どんな風にみえるんだろうか。想像してみるがわからないものはわからないのであった。